スポットガーデン 筑摩和之です。
皆さんはどんなお店に魅力を感じますか?
・重厚な佇まいの老舗呉服店
・銀座に構える高級専門店店
・今風のファッショナブルなキモノショップ
・少人数で営むこじんまりとした専門店
・ショッピングセンターの中のチェーン店
・山のように商品が積み上げられた安売り店
・百貨店の直営着物売場
思いつくだけでも様々な形態の着物屋さんが有ります。
そして、ネット通販や着付け教室なんかも。
扱っているいる品はそれぞれですが、仮に同じ品でも着物屋さんのイメージでお客様が感じる値段の基準は大きく変わります。
同じ品が同じ値段で売られていても、A店なら安いと感じ、B店なら高いと感じてしまう。
言い換えるなら、A店なら購入したいと思うがB店であればそう思わない。
銀座や祇園界隈の高級店や老舗店などは、ハイランクの着物や帯を扱っているから少々高くても手の届く値段なら買いたいと思いますし、安売り店で同じ価格で売っていれば、買いたいと思う気持ちよりも高いという気持が上回り購買意欲が湧かなかったり。それ以上に、
安売り店で売っている品は高級店や百貨店ののものと比べて商品のグレードが低いから安いんだろうと思い込んでしまう。
これこそが
店舗イメージによる価格マジックなんです。
私自身、インターネットで他店をチェックする事が多いのですが、高級店らしい雰囲気を漂わせているお店は商品のグレードも高く感じるものです。でも良く見ると安売り店で販売しているものと同じランクの品だという事はよく有ります。
例えばAという着物が私の店では30万で売っていて、高級店風の着物屋さんで60万だった場合、
一見すると同じような品だけど実は私が知らないだけでハイランクの品なんだろうか?と疑ってしまいます。そんな時は商品ラベルやタグの写真を見たり商品情報を読んだりしますがやっぱり30万で売っているものと同じグレードの着物だとわかります。
でも、お店によっては敢えてインターネットにそういった商品情報を記載しない所もあります。
お店の高級イメージを前面に出して、商品説明は抽象的な表現に止めて特定できないようにしています。
メーカーやブランド名・ネーミングなどを記載すると、インターネットのキーワード検索で調べられ値段の比較が出来てしまうからです。
同じランクの品を購入するなら少しでも安い方が良いと思う反面、その品のランクを比較するのはプロでも簡単ではありません。自分自身が取り扱った事のない商品の場合は正直比較は難しいんです。そんな時はメーカーさんや問屋さんの信頼できる知り合いに聞いたり、適正価格で販売されている専門店さんのサイトを検索しますが、一般の消費者さんが商品ランクの比較をするのは無理だといえますので、店舗イメージに左右されて価格の判断をしてしまうのも仕方のない事なのかもしれません。
少し話しは逸れますが。インターネットで他の着物屋さんの価格を見ていると、度々びっくりするような安さで販売されていることがあります。期間限定セールの場合が多いのですが、仕入原価すれすれのものから明らかに原価割れのものまで本当にお安いんです。当店のお客様にも「絶対お買い得ですよ!」と教えてあげたいほど。。
でも、セール期間が終わっても売れ残っていることが多く、私的には「この値段でも売れない和服って。。。」という絶望感が押し寄せてきます。。
しかし、これも和服の難しさの一つなのかもしれません。
明らかに安いのですがそのお買い得感が伝わらないのでしょう。
安く買えたのか、それとも高く買わされたのか 和服を購入するって難しいですよね(?_?)
やはりお店のイメージで判断するしかないのかもしれません。
今回はここまで。
スポットガーデン 筑摩和之(ちくま かずゆき)
皆様も、購入を迷っておられる品があれば私にご相談ください。わかる範囲の中で価格や商品情報をお答えいたします。
その着物屋さんがホームページやネット通販を運営されていれば商品を見させていただきますし、無ければ商品の写真があればメールで送ってください。
実際に他店の品のお写真やネットショップを見て「同じものが欲しい」というご要望をいただき、今のところ高確率で探せています(*^^)v
もしかすると同じ品をお安くご提案させていただけるかもしれませんよ(^^)/
また、お探しの着物や帯をお知らせいただきましたら全力で見つけてきますのでお気軽にお申し付けくださいませ☆彡
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