中島敬子 型絵染 紬地九寸名古屋帯 「屋並み」2024年 国展出展作品｜少しずつ色が異なるグリーンに揺らぎを持たせて染め上げられた連なる三角の屋並み。その合間に咲くオレンジの花のコントラストがパッと明るい印象を感じさせます。異国情緒を漂わせる屋並みの中に花を入れる事で、屋根の下に人の営みが息づいているかのような息吹を感じ、想像力を掻き立てられるのです。本品は今年で98回を数える権威ある公募展「国展」に出品されたお品です。

関美穂子 型絵染｜目に鮮やかに映るグリーンが印象的。穏やかな自然の空気とともに活き活きとした生命力が感じられる作品「ハーブの庭」。様々なハーブの花が咲くお庭からは心地良い香りが漂いマイナスイオンに包まれるかのような癒しを与えてくれるのです。関美穂子さんの絵本のような作風はメルヘンの世界に迷い込んだかのようなほのぼのとした気持ちに誘ぎ、お召しになる貴女も周りの人々も明るく幸せな空気感に包んでくれるでしょう。

国画会 型絵染 岡本紘子 花満ちて｜常春のマイナスイオンに包まれているかのようなデザインとカラーリングに心癒され気分も上がります。人間国宝"芹沢ケイ介"氏(※ケイは金偏に圭)に師事し型絵染の技を極めた同氏の作品は着物愛好家から絶大なる人気を誇ります。伝統織物 小千谷紬を帯地に使用した特選アイテム。大人かわいいお洒落をお楽しみください。

築城則子 小倉織 木綿 草木染 手織り｜決して交わることのない線と線 どこまでも平行線をたどる縞模様。その単純ともいえる模様に無限の広がりが感じられるのは錯覚ではないのかもしれません。初夏の青葉の間を吹き抜ける風の薫りを感じさせる爽やかな透明感。青い空、新緑の緑を現した伸びやかなストライプに胸がすくような爽快感を感じるのです。小倉織を復活させ、長年にわたり染織界の第一線を走る築城則子さんの感性が奏でる色彩美をご堪能下さい。入手困難な激レアアイテムです。

根津美和子 国画会会員 綾織絣｜四国 徳島県に工房を構える染織作家 権威ある国画会会員 根津美和子さんの織技が生み出す至極の逸品名古屋帯。この布に触れた時に感じるしっとりとした感覚。綾織特有の弾力性と肉厚感が生み出す肌に吸い付くような風合いに作り手の温もりが感じられるのです。美しいキモノ2024年秋号ご紹介品

福永世紀子 土佐手縞｜”手紡ぎ木綿”に魅せられ40数年、御年80歳を超えて今なお現役で製作活動されている染織作家「福永世紀子」さんが作り上げる布が私たちの心を穏やかな至福の世界へと導いてくれます。手紡ぎ糸を草木染料で染め上げ手織りする。職人の手仕事が詰まった希少アイテムを是非お手元に。

上原美智子 工芸染織｜シンプルさの中に宿る唯一無二の風格。それこそが「ほかに代替えが効かない」染織作家の醍醐味です。厳選された素材に天然の染めを施し手織りによって命が吹き込まれた絹布が放つ魅力を是非ご堪能下さい。美しいキモノ2021年春号 市原実和子さん着用品

博多織の最高峰　人間国宝「小川規三郎」｜近い将来 幻の品となるであろう希少品　究極の定番 博多献上。生涯を博多織に捧げる規三郎氏の信念が込められた名品。肌に吸い付くような質感はこれぞ人間国宝の技と溜め息がこぼれます。もう二度と手にする事が出来ないかもしれません。

しな布 本藍染 南部菱刺し｜これほどまでに手間暇の掛かった工芸品を目にする事は滅多にございません。原始の布を本藍染し、伝統の技「南部菱刺し」により柄を施す。更に絹のダイヤモンド「天蚕糸」と幻の糸「蓮糸」が用いられ、天然の恵みと職人技が結集された逸品中の逸品です。オールシーズンお使いいただけます。

山下健 工芸染織 草木染 手織絣 |静かに佇む工芸美 生絹(すずし)の素朴な風合いに映る清涼感漂う草木染の揺らぎ。伸びやかな絣足のラインに胸がすくような清々しさを覚え、凛とした気分に誘ぎます。民藝の父 柳宗悦の系譜を汲む染織作家 山下健の感性が光る逸品が夏の装いを静かに彩ります。