ふくれ織 御召緯(おめしぬき)
御召緯の糸を用い、「ふくれ織」と呼ばれる特殊な製織技法により表面に皺が寄った立体的な模様が織り出されたお洒落なデザイン。
御召緯(おめしぬき)の糸を緯糸に用いることで地組織の表面に細かなシボが現れた本御召し生地ですのでシャリっとした手触りの軽い仕上がりになっています。
西陣御召しの織元としても名高い今河織物だからこそ可能となる西陣織の技術が詰まった特選帯。
軽くてシワになり辛く締めやすい。お洒落なデザインとともに、味わい深い素材感を是非お楽しみ下さい。
ふくれ織で製織された蝶々の表面は皺が現れ立体的ボリュームが魅力的です。
作品名:群蝶
蝶々が優雅に舞う様が華やかな帯周りを演出。可愛過ぎない甘めのカラーリングは年代を選ばす女性らしい雰囲気に仕上げ、ふくれ織のボリュームが生き生きとした表情を見せてくれます。
御召緯 本御召し
1mあたり約3000回転の撚りが掛けられた先染め糸を、撚りが戻らないように糊付けし、右撚り・左撚りの糸を二越づつ交互に緯糸として打ち込みながら製織した後、ぬるま湯で揉み込み糊を落とすと撚りが戻ろうとする力が働き生地の表面に小さなシボ(凹凸)が生まれます。シャリっとした手触りと適度に張りのある、しなやかさでシワになりにくい風合いに仕上がります。伝統の織物「西陣本御召し」として着物愛好家から絶大な人気を誇ります。
一般的に撚りが多くかけられている駒糸で、1m/1300回転程度ですので3000回転もの撚りを掛けることは非常に繊細さが必要となり、八丁撚糸機を用いて糸に負担を掛けないようにゆっくりと撚りをかけていきますので、約50gの御召緯を作るのに3日間という時間を要します。※一般的な反物1反が約750g程度ですので糸作りだけで単純に1反分45日かかる計算になります。
絹100%の糸でしっかりと打ち込まれた風合いは、ふくれ織による皺の摩擦と相まって、ギュッと締まるとともに緩みにくく抜群の締め心地の良さを生み出します。
裏地にも御召し生地が用いられています。
今河織物 西陣織工業組合番号 2011 木屋太ブランド
西陣織の名門織元。帯だけでなく、正真正銘の本御召し着尺の製造元としてもその名を轟かせています。フォーマル帯専門の西陣織の織元が多い中で、お洒落向きの帯を製造する今河織物 木屋太ブランドが手掛けるお品はモダンなデザインと個性あふれるカラーリングに定評があるとともに、高度な織り技法が用いられた抜群の締め心地の良さといったハイクオリティとハイセンスを兼ね備えた唯一無二の織元として専門店筋や着物愛好家から絶大なる支持を誇ります。
黒地の部分とふくれ織の蝶の部分が二重構造になっているため、黒地の部分の裏は蝶の柄を構成する生地になっていますので、蝶々の3色ボーダーが透けてうっすらとボーダーの縞が現れています。
西陣織の名門 着物愛好家の間において絶大なる人気を博するお品は一目で木屋太ブランドだと分かる程の個性を放ちます。紬やお召しといったカジュアル着物をより一層お洒落に、またお洒落着物だけでなく付下げ 色無地などセミフォーマルの装いをカジュアルテイストに仕上げるアイテムとしても自在にコーディネートしてお楽しみください。
西陣織 今河織物 木屋太ブランド 御召緯 ふくれ織。ハイクラスアイテムを業者在庫放出品として破格値でご提供させていただきます期間限定特別販売となりますのでお見逃しなくお求めください。