【長さ】約580cm
何とも言えない染の美しさに思わず溜息が出ませんか。引き染め技法によりボルドー色に地染された帯地に松葉を菱形に配した格調高い菱文様を海松色とクリームベージュに手染めされています。
海松色の松葉を十字に染められたグレーがまるで光が輝き浮き出るような立体感を漂わせ 羽を広げた鶴のようにも また夜空に光る白鳥座にも見えませんか。じっと見つめていると不思議と私にはそう見えるのです。
型紙によって防染し柄の色を丁寧に丁寧に染めていく手染めの素晴らしさ 全くがムラなく はみ出ず 精密機械のような熟練した技術があってこそ可能になる型糸目友禅。
そして絶妙な配色バランスによる落ち着きや優しさが心に響き目が離せなくなります。
※本品はお太鼓ワンポイントの柄付けですが、柄を少し長め(約66cm)に染められていますのでお太鼓の柄出しが苦手という方にも締めやすくなっています。
エレガントなドレープ性のあるしなやかな丹後縮緬生地が、染の美しさを余すところなく引き出すとともに光沢を放ちます。
本品の地色は「赤味の焦げ茶色 ボルドーカラー」ですが商品写真では分かりづらいですので下の画像をご参照ください。光の当たり具合によってはもう少し赤味がかった紫に見える事もあります。
※モニター環境や光の角度で実際にご覧いただいた時の色の見え方は異なる場合もございますので予めご了承願います。
格調高く粋でお洒落な文様の本品は、付下げや色無地といった少しあらたまった装いから先染めの紬織物までコーディネートしてお楽しみいただけますので一本お持ちになれば様々なシーンで活躍する事間違いありません。
本品は一般的に展示会形式の催事販売が主体のお品ですので殆ど流通しておりません。また展示販売会では20万前後で販売されているお品です。
大人の上品さが溢れる十日町友禅染の九寸名古屋帯を是非お手元にお迎えくださいませ。
結城とのコーディネート>>
※写真と実物とはモニターや画像処理の関係上、若干異なる場合がございますので予めご理解ください。
【お仕立てについて】
【九寸名古屋帯】
1「名古屋帯仕立て」5,400円
手先からお太鼓までを半分に折って芯を入れて仕立てる
※最も一般的なお仕立て方法です。
2「開き仕立て(裏地無し)」9,720円
手先を半分に折らずに全て平らにして芯を入れて仕立て、手先から胴巻きの部分に裏地をつけない
3「開き仕立て(裏地付き)」12,420円
2の開き仕立てで裏地(モス)をつける仕立て
※裏地の色はお任せになります。
その他 縮緬生地の場合は帯芯と帯地との滑りを抑制するために「起毛芯」をおススメします。プラス1,080円
(帯ガード加工)
・雨やお食事時にも安心のガード加工:3,240円