沖縄の染織作家・・宮良せい子 至高の花織
多彩な織技を操る職人技
民族的なデザインが印象的でシックで深みの有るカラートーンがお洒落さを際立たせます。
2011年 第33回 沖縄県工芸公募展にて最優秀賞の受賞歴を持つ染織作家 宮良せい子(みやら せいこ)氏 が生み出す至高の花織をご堪能下さい。2018年 美しいキモノ 冬号モデル着用商品です。
美しいキモノ冬号226P
【製作者】宮良せい子
【品質】絹100%
【染料】化学染料使用
【長さ】5.3m
【着用時期】袷から単衣の季節(9月頃~翌年6月頃※盛夏を除く)
読谷山花織の復興に尽力した
国指定 重要無形文化財の保持者(人間国宝) 与那嶺貞(よなみね さだ)氏に師事し、花織の技術を極めた
宮良せい子さん。オージバナ工房を立ち上げるなど読谷山を拠点に製作活動を続け、【沖縄県工芸公募展 最優秀賞】【沖展 入選】など数多くの受賞歴を持つ確かな技術とデザイン力を誇り、作品への高い評価を得ている作家さんです。
近年は浦添市に拠点を移し、マンションの1室で、独自の花織を追及されています。
民族的なデザインを連想させる花織模様を幾色もの色彩で表現したとてもお洒落な手織物です。紫・茶・緑の絶妙で繊細な色のトーンが細かな花織をお洒落で統一感のある雰囲気にまとめるとともに奥行・立体感のある重厚さを演出しています。※宮良さん曰くネパールのテキスタイルデザインを参考にされたそうです。
宮良せい子さんの感性の素晴らしさに時間を忘れて見入ってしまうほど美しく精巧な絹布をご堪能していただけるのではないでしょうか。
また、紬糸ではなく、生糸(本絹)を原料とした織物の高貴な艶やかさは、紬のお着物は勿論、小紋や色無地など染の着物とコーディネートしても非常にしっとりと上品で上質な雰囲気をかもし出してくれるに違いありません。
この作品のもう一つの特徴として、宮良氏が取り組む
二重織と呼ばれる技術を用いることで、裏地に【遊び糸】が出ず、もたつき感のないフラットでスッキリとした帯地に仕上がっています。また、この二重織によってできる副産物とでもいいましょうか、同色濃淡の横段縞がより一層奥行とお洒落感を生み出しています。
※帯裏に遊び糸が出ずにフラットな表面に織り上げられた技術は宮良さんだけが成しえる高等技術です。
紬糸ではない生糸を使用しており、絹の艶やかでしなやかな風合いが気品のある光沢を生み出します。
宮良さん独特の女性らしい繊細さとセンス、そして技術力が際立つ至高の織物。世間でそうめったにお目にかかる事のできない芸術作品と言っても過言ではありません。
人とは違った花織の帯を持ちたい方、既に琉球花織の帯をお持ちの方にも必ずご満足していただけるお勧めの逸品アイテムです。
お仕立ての際に垂れ先を無地にするか柄にするかをご指定下さい。イメージの違った表情をお楽しみいただけます。
本品は、美しいキモノ冬号にて久米島紬とのコーディネートでモデル掲載されています。
沖縄のマンションの一室で生み出される至高の花織。
宮良せい子さんの感性と技が融合した贅沢な名古屋帯を是非お手元にお迎えください。
店主 筑摩が惚れ込んだ逸品です。
※写真と実物とはモニターや画像処理の関係上、若干異なる場合がございますので予めご理解ください。
※価格にお仕立て代は含まれておりません。
※お仕立てをご依頼の場合には、オプションからそれぞれの項目をお選びください。
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【お仕立てについて】
【九寸名古屋帯】
1「名古屋帯仕立て」5,400円
手先からお太鼓までを半分に折って芯を入れて仕立てる
※最も一般的なお仕立て方法です。
2「開き仕立て(裏地無し)」9,720円
手先を半分に折らずに全て平らにして芯を入れて仕立て、手先から胴巻きの部分に裏地をつけない
3「開き仕立て(裏地付き)」12,420円
2の開き仕立てで裏地(モス)をつける仕立て
※裏地の色はお任せになります。
(帯ガード加工)
・雨やお食事時にも安心のガード加工:3,240円
※国内手縫い仕立てです。
※お太鼓の垂れ先を(無地にするか)(柄にするか)お選びください。
お仕立てに関してはこちらもご参照ください>>
★★無料で出張も承ります。★★
(大阪市内から100キロ圏内)。
実物を手に取って確認なさりたい場合にはお気軽にお問合せ下さい。
※その場でのクレジットカード決済も可能です。
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