【長さ】約520cm
夾竹桃(きょうちくとう)
6月から9月に花を咲かせ、葉の形が竹のような形状で、桃の花に似ていることからその名が付きました。※夾=中国語で混ざるという意味(竹と桃が混ざった植物の意)
花言葉は「危険な愛」・・毒性が非常に強いことから危険・注意・用心などを意味する事から派生した花言葉
しかしその生命力の強さから「たくましい精神」やフランスでは「永遠の命」という意味も併せ持ちます。
広島において原爆被害から数十年は草木が生えないだろうと言われていたにも関わらず いち早く木が芽生え、花を咲かせた事から広島市では市花と定め復興のシンボルとされました。原爆が投下された8月6日頃には平和記念公園や平和大通り周辺では一斉に花を咲かせます※千葉市・鹿児島市・兵庫県尼崎市の市花にも採用されています。
生命力の強さゆえに、現在でも高速道路や幹線道路沿いの街路樹として植えられてます。
植物の性質を知ってからこの夾竹桃の蕾をモチーフにしたデザインを見ると、見た目の可憐さや控えめさの中に今から一斉に花を咲かせようとするエネルギーの源を感じさせてくれるのです。
そして優しいパープルとブルーの色彩と美しい暈し染めは、毒を持つ危険さや生命力のある夾竹桃に透明感・純粋さと言った相反する印象を醸し出し、その魅力を増幅させているかのようです。
型糸目手挿し友禅染
型を用いて柄の輪郭を防染した後に手染めによって彩色される技法で製作されたお品です。
新潟県 五泉駒絽生地
本品は国産生地「五泉駒絽」が用いられています。しなやかなドレープ性と染の発色の良さを最大限生かす上質感がデザインの美しさを更に際立たせており、全国の伝統紬から染のお着物まで高級感溢れる装いを演出してくれます。
ほんのりとしたクリームの地色は様々なお色目の着物と相性よくコーディネートしていただけます。
優しく透明感のある色使いと夾竹桃の強い生命力・危険な愛という花言葉のギャップが着姿をより魅力的に仕上げてくれることでしょう。
価格パーフォーマンスも抜群な十日町友禅染め九寸名古屋帯を是非お手元にお迎え下さいませ。
本品は訳有って、表立って価格を表示する事が出来ない為、閲覧にパスワードを必要とするシークレット販売させて頂いております。
本シリーズの帯を25万程度で販売されている呉服屋さんが当店で安売りしている事を知り、染元様にクレームが入った為 染元様にご迷惑をお掛けするわけにもいかないという理由です。
※写真と実物とはモニターや画像処理の関係上、若干異なる場合がございますので予めご理解ください。