夏黄八
本場夏黄八丈染
渋く煌めく草木染の光沢
艶っぽい大人の魅力
しっとりとした清涼感
上質 夏スタイル
夏黄八は八丈島で染色された糸を用い、新潟県小千谷で製織されています。
【産地】染色:八丈島 製織:小千谷
【品質】絹100%
【染色】西條吉広 伝統工芸士
【着用時期】7月~9月初 盛夏
【生地幅】約39cm(裄丈72cm 1尺9寸まで対応)
しっとりとした大人の夏スタイル
渋く輝く草木染の煌めきが上質な装いを演出します。八丈島で染色された絹糸を染織の里 新潟県小千谷で織り上げる。着物愛好家の憧れ黄八丈の魅力をご堪能下さい。生産数が限られている為、滅多にお目にかかる事が出来ない希少品です。一目で夏黄八丈だと分かる風格に身を委ねてみてはいかがでしょうか。
写真はイメージです。
天然染料が放つ渋く美しい光沢 草木染「夏黄八」東京都 本州から南方287キロに位置する亜熱帯の島 手つかずの自然が残る「八丈島」で生み出される染色技術です。
島内に自生する草木を染料として黄・樺(茶)・黒(灰)の3色に基本に染め上げられた絹糸を用い 手織りによって製織された非常に希少性の高い織物を「本場黄八丈」と呼び 全国の着物愛好家から絶大な人気を博しています。黄色=刈安※コブナクサ 樺色(茶)=マダミ※タブノキの樹皮 黒=椎の樹皮を使って染め上げらます。黄色と樺色は椿や榊(サカキ)の灰汁で媒染し綺麗な色に発色させます。また黒は鉄分を多く含んだ泥をこした水によって媒染されます。何十回も繰り返し重ね染めすることで、しっかりとした深みのある色に染め上がった糸が放つ風格は、これぞ黄八丈だと言える存在感を生み出すのです。
八丈島の絹織物の歴史は古く 平安時代の後期に始まったと言われています。お米が収穫できない八丈島では室町時代から明治時代まで租税としてこの織物が献納されており、各家庭で機を織っていました。
江戸時代には黄色に縞の着物が江戸の町において比較的裕福な町人にも流行し 現在でも時代劇などで黄色の着物を着た町娘が登場するのを見かけるのではないでしょうか。最初は黄色の織物であったため黄八丈という名で呼ばれるようになりましたが 樺色や黒の染めも開発され 樺色=鳶八丈 黒=黒黄八丈などとも呼ばれるようになりました。
夏黄八
八丈島には夏用の薄ものを製織する技術が有りません。そこで八丈島で草木染された糸を染織の伝統産地である新潟県小千谷に持ち込み製織されます。極細の糸に強い撚りをかけた強撚糸の双糸(絹糸を2本合わせた糸)を用いる事で細かなシボが立つサラッとした肌触りの織物に仕上がります。強撚糸特有のシャリっとした風合いで有りながらも絹が持つしっとりとした優しい肌触りを併せ持つのが夏黄八丈の特徴です。又 双糸にする事で強靭さが生まれるのです。
本場黄八丈の染色技術と小千谷の製織技術を融合されて生み出される夏黄八。しっとりとした清涼感と草木染めの渋い艶感が魅力です。
※【夏黄八】は新潟県小千谷市の「西義(株)」が商標登録されています。
【本場黄八丈】は「黄八丈織物協同組合」が商標登録されていますので、夏黄八のラベルには本場黄八丈染と「染」を付けて区別しています。
糸染めは西條吉広氏と息子さんの2人で行っています。
黄八丈織物協同組合の品と夏黄八の糸は全て西條親子が染めておられます。
※黄八丈には山下家「めゆ工房」の品も存在し、そちらは「めゆ工房」で糸から染め製織まで一貫して生産されていますので本場黄八丈とは一線を画するお品です。
製織は小千谷産地の名門織元「高三織物(くるまや工房)」さんが担っておられます。
所どごろにランダムに現れる節糸が工芸味を漂わせます。
※難ものではございませんので商品の味としてお楽しみ下さい。
夏の装いを上質かつ清涼感溢れる着心地でお楽しみいただける「夏黄八」しっとりとした風合いのドレープ性がエレガントで粋なお洒落さを漂わせます。
濃色基調の夏黄八が主流の中に有って薄色系の品は珍しく、長年夏黄八を見ている私にとっても新鮮味があり特別感を感じさせるお色目です。
限られた生産数の非常に希少なお品になりますのでお目に留まりましたら是非お手元にお迎え下さい。
品質・センス・価格どれをとっても自信を持ってお勧めさせて頂きます。
スポットガーデン 筑摩和之
トルソー着装の柄の出方は実際に仕立てた時とは若干異なりますので、イメージとしてご覧ください。
※太縞を衽、衿をシンプルな縞にして追い裁ち(追っかけ)で柄合わせさせていただきます。
※ご希望の柄合わせがございましたらフリー記入欄からお知らせください。
※写真と実物ではモニター環境の違いなどにより色目が若干異なって見える場合がございますので予めご了承下さい。
※価格にお仕立て代は含まれておりません。(お仕立ては当ページのオプション選択より商品と同時にご注文下さい)
【お仕立て代 期間】
海外縫製 約50日 国内縫製 約40日
※支払後 寸法確定後の所要期間です。
※GW お盆 年末年始など長期休暇が絡む場合は約10日程余分にお日にちを頂きます。
※仕立てが混み合う場合も余分に日数が掛かりますので余裕をもってご購入下さい。
海外単衣手縫い縫製・・24,840円
国内単衣手縫い縫製・・35,640円
※いずれも地入れ 正絹絽衿裏 背伏込み
正絹居敷当・・別途料金 2,000円
水濡れにも安心 ガード加工・・5,400円
※水分を弾く加工です。
※色落ちの軽減や縮防止にも繋がりますのでガード加工をおススメ致します。
お仕立てに関して詳しくはこちらもご参照ください。。
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