NEW
【紫根染総絞り】【米沢織】【紬着尺】【菱文様】【絹100%】【希少特選】【送料当店負担】

高貴な色紫根希少な逸品:298,000円(税込) 56%OFF

一般参考価格: ~~680,000円(税込)~~

[ポイントアップ中　2,980ポイント～]

商品説明

Name: 【紫根染 総絞り】【米沢織】【紬着尺】【菱文様】【絹100%】【希少 特選】【送料当店負担】
SKU: sikon-k-2502
Price: 298000 JPY
Availability: InStock

紫根染総絞り

色への憧れと畏敬の念

高貴な色に包まれて
米沢織

ムラサキ草の根から採取される希少な草木染料「紫根」その心の奥底に響く色彩は日本に伝来して1400年の時を経てなお人々を魅了し続けます。

【産地】山形県米沢市(米沢織)

【品質】絹100%

【染色】紫根(紫草の根)・化学染料併用

【着用時期】9月頃から翌年6月頃（袷・単衣の季節）

【生地幅】約38cm(裄丈70cm 1尺8寸5分まで対応)

これほどまで魅了される紫に出会う事はございません。紫草の根から抽出される染料は古より高貴な身分のものしか着用する事が許されませんでした。この色を纏えば凛とした気持ちに誘いでくれるに違いありません。
手仕事により著された絞り模様が気品漂う紫に映えお洒落さが際立ちます。

しなやかな風合いの紬地は美しい着姿に仕上げてくれるとともに、着心地の良さを生み出しています。
滅多にお目にかかる事の出来ない希少なアイテム紫根染のお着物でお出掛けされれば着物ファンからの注目を集めるに違いありません。

紫根染

いまから約2千数百年もの昔、中国春秋時代を起源とする紫根染。多年草”ムラサキ草”の根から採取される紫色は大変貴重な染料として古来より高貴な身分の物しか身にまとうことが許されませんでした。

日本には1400年ほど昔、小野妹子ら遣隋使によってもたらされたと伝えられています。漢方薬としても重宝されたこの紫根は、奈良・平安時代には天皇や朝廷役人、公家など身分の高い者のみが身にまとうことが許された高貴な色として「禁色(きんじき)」とされていました。歴史で習った冠位十二階でも濃紫色はもっとも身分の高いものに指定されていたことはよく知られていますね。

そして武家が権力を握った鎌倉時代においても位の高い武士が紫色の縅(おどし)の鎧を着用したといわれています。

化学染料が主となった現代ではどの色の価値も変わりませんが、草木染に頼っていた時代においては原料が貴重で染める事が困難な色ほど価値が高かったのです。そして、現代においては感じることのない色に対する憧れや畏敬の念が強かったのでしょう。

味わい深い紬素材に手絞りを施し、紫根染によって何度も染料に浸け深みのある古代紫染め上げられて出来上がったデザインは、熟練の絞り職人さんをもってしても縫い付けた糸を解くまでどんな風に出来上がるか分からないまさに一点物です。確かに大枠の輪郭の図案は決まっていますが、白場の中に現れる絞り特有の筋目模様は全く同じものが存在しません。その瞬間の偶然が生み出す絞り染めならではの魅力をお楽しみください。

生地を縫い締めた針穴の跡が、本物の絞り染めならではの趣きを漂わせます。

絞り染めの模様をずっと見つめていると何とも言えない愛着が生まれてくるに違いありません。

本品に使用されている帯地は紬素材ですが、その風合いはざっくりとしたものではなく”しなやかで柔らか”そして薄手の生地ですので軽快にお召しいただけます。私が触っても一瞬「縮緬？」と錯覚してしまうほどの風合いなのです。しかし紬生地ならではの張りは感じていただけます。他にはない唯一無二の風合いをお楽しみください。