【産地】宮崎県 都城市
【品質】絹100%
【製造元】東郷織物
【生地幅】39cm(裄丈 72cm 1尺9寸まで対応可)
【着用時期】6月末頃~9月初頃(夏)
現代の名工 永江明夫氏によって創業された宮崎県都城に工房を構える東郷織物が生み出す絹布 「夏大島」。クールな大人スタイルのモノトーンが粋なお洒落さを漂わせます。
縦糸・緯糸ともに強撚糸が用いられ、サラリとした肌触りとシャリっとした風合いが涼感をもたらします。適度なドレープ性はエレガントな着姿に仕上げるとともに、上質な着心地の良さをご堪能いただけるに違いありません。
全国の着物愛好家や専門店から絶大な人気を誇る「東郷織物」謹製の夏大島紬。カジュアルな夏の装いから、ドレッシーに仕上げる余所行き感覚まで、帯や小物のコーディネートを変えてシーンに合わせた着こなしをお楽しみください。
黒の地色にグレーの糸でみじん格子の模様が織り出されており、遠目には濃グレーの無地に見えます。
東郷織物・・・宮崎県都城市
現在の大島紬が最盛を極めるきっかけの一つになった締機(しめばた※絣糸を作る為の機)の工法を完成させた永江伊栄温の三代目にあたる東郷治秋氏と、薩摩絣の発明者である永江明夫氏の2人で昭和22年 都城に創設した工房。
現在は谷口邦彦氏が代表を務め「夏大島」「大島紬」「薩摩絣」を主軸に製造する名門の製造元です。
永江明夫
大正4年 奄美大島に生まれる
急性福井高等工業(現国立福井大学の前身)建築科卒
卒業後 清水建設入社
昭和17年 東郷治秋の長女 幸さんと結婚
戦後 昭和22年シベリアから復員 帰還後 義父 東郷治秋氏と共に「東郷織物」を運営
次々と新しい仕事に着手し研究開発を経て色大島の完成を見る。
木綿による現代薩摩絣の礎を築く。
受賞歴
昭和54年 現代の名工に選定される
昭和60年 都城市 市民文化賞授賞
平成9年 宮崎県 県文化賞授賞
平成10年 黄綬褒章授賞
都城に工房を構える名門「東郷織物」謹製の夏大島紬。
サラリとした風合いが夏の装いを涼やかかつエレガントに仕上げ、粋な上質感がワンランク上の装いを演出します。品質・センス・価格の全てにおいて必ずご満足いただけるお品だと自信を持ってお勧めさせて頂きます。お目に留まりましたら是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之