ファッショナブルかつ高級エレガントな雰囲気を漂わせる手織りの絣織物。現代染織界のニューリーダー 川村 成(じょう) 氏の感性が冴え渡ります。綾織の絣織物が放つ工藝の風格と、洗練されたカラーリングとデザインは、歴史的な町並みの風景から近代的なビルが立ち並ぶ都会の街並みにも違和感なく溶け込み、着物姿をセンスアップしてくれるのです。
茶系濃淡の絣横段とクロスして配されたオリーブカラーの小格子の落ち着いた配色は、しっとりとした優しさを感じさせると同時に、深みのある知的な大人の魅力を引き立ててくれるのです。
決してパッと目を引く豪華さや煌びやかさは無いにも関わらず、自然と人の心に滲み込むかのように深く心に響く。そんな不思議な魅力を秘めた作品ではないでしょうか。
本作品の製造者である川村成氏は、京都の芸術大学で学び、織の最大産地「西陣」において職工として技術を磨き上げた後に独立し、現在京都の工房にて自身の感性をいかんなく発揮する作品を日々生み出されています。
豊かな創造力と技術の高さゆえに、全国の専門店や着物愛好家から絶大な人気を誇るとともに、国画会準会員として展覧会においては数々の受賞歴を誇ります。
生地目が斜めに走る綾織の肉厚感のしっかりとした安心感と手織りのしなやかさが生み出す締め心地の良さをご堪能いただけます。
手織りの安らぎ
手織りの良さとは一体何なのでしょうか?
機械織のほうが均質で速く織上がりますが手織りでなければ味わうことが出来ない安心感が生まれるのです。糸の声に耳を傾けながら いたわるように緯糸を打ち込み織り進めることにより、硬さを感じさせずしなやかで適度な張りをが生まれ締め心地の良さに繋がります。
しかし一本の帯を均質に仕上げる為には高度な技術が必要とされることは言うまでもありません。
川村 成
1974年 東京にて生まれる
2001年 京都芸術短期大学専攻科修了
2002年 京都造形芸術大学研究生終了
・西陣の職工として勤務し技術を磨き上げた後に独立
2008年 第82回 国展 初入選
※以後7年間連続入選
2015年 第89回 国展 新人賞受賞
現在・・国画会準会員
「川村 成」スポットガーデン初登場
以前からお問い合わせの多かった同氏の作品がついに入荷いたしました。
染織界のニューリーダーとして唯一無二の作品を世に送り続け、専門店筋や着物ヘビーユーザーから絶大なる人気を誇ります。ファッショナブルかつエレガントな雰囲気を漂わせる作品は、着物姿を更に引き立ててくれるに違いありません。
お目に留まりましたら是非お手元にお迎え頂きましたら幸いです。
スポットガーデン 筑摩和之
お仕立てをご依頼の際には垂れ先を薄色(1)にするか濃色(2)にされるかをオプション選択からご指定下さい。
※ご指定が無い場合は薄色(1,写真左)にさせて頂きます。
お太鼓の柄はイメージですので調節によって出方は多少異なります。
※写真と実物とはモニターや画像処理の関係上、若干異なる場合がございますので予めご理解ください。