西陣織
本しぼ御召し
粋縞
本物だけが持ち得る至極の風合い
単衣仕立てにもおススメ
期間限定販売
11/16(土)14時迄
古くから人々に愛されてきた縞。どこまでも交わることなく平行に伸びる線。凛とした着姿を演出するとともに、動きに合わせ体のラインに沿ってしなやかに揺れ動く様は色気すら感じさせるのです。
これぞ本物と言える本シボ御召し、八丁撚糸で丁寧に撚りが掛けられた御召緯で織り上げ湯揉みすることによって生まれる独特のシボは唯一無二の風合いを持ち、シュッとし裾捌きの良さが凛とした着姿に仕上げてくれるのです。本物を知る着物愛好家が愛してやまない本しぼ御召し、古来より伝わる御召緯の製法を守り作られた糸だけが持ち得る本物の風合いを是非感じていただきたいのです。
【産地】京都 西陣
【製造元】島田機業店
【品質】絹100% 御召緯
【生地幅】約38cm(裄丈約70cm 1尺8寸5分まで対応)
【着用時期】9月頃から翌年6月頃(袷/単衣の季節)
【西陣織 本しぼ御召し】織りの名品
サラッと着こなし颯爽とした着姿を演出する。
着物愛好家から愛される御召しの着物。シュッとした風合いと弾力性、そしてしなやかさを兼ね備えた本御召しは体に沿う抜群の着心地の良さをご堪能いただけます。
後染め縮緬では味わえない「張りとコシ」、紬では物足り無い「しなやかなエレガントさ」、後染め縮緬と紬を融合させて良いとこ取りをしたような御召しだけが持ち得る唯一無二の風合いゆえに、着物愛好家の心をつかんで離さないのです。お稽古事や普段のお出掛けに、また少しあらたまったパーティー着といったドレスアップシーンまで、帯や小物を使い分けてシチュエーションに合せた着回しをお楽しみください。主張し過ぎ無いさり気ないお洒落が着物通の装いを演出してくれるのです。また、シボがしっかりと立った本しぼ御召しゆえのサラリとした肌触りと適度な張りとコシのが生み出す裾さばきの良さは単衣仕立てにもおススメです。
世界に誇る織の名産地 西陣織の名門織元が手掛ける正真正銘の本御召しをお値打ち価格で取り揃えた期間限定フェアーです。当店で本しぼ縞御召しがここまで揃うのは今だけ!お見逃しなきようご覧ください。
本しぼ御召し
強い撚りを掛けた強撚糸を精練し染め上げた後に製織した織物 「御召し」。
1mあたり約3000回転という強い撚りを掛けた糸を精練し、染めた後に撚りが戻らないように糊付けします。御召緯(おめしぬき)と呼ばれるこの糸を、右撚り・左撚りで交互に緯糸として打ち込みながら機を織ります。織上がった生地をぬるま湯で揉み込み糊を落とすと、糸が撚り(捩じれ)を戻そうとする力が働き生地の表面に小さなシボ(凹凸)が生まれます。
糸の段階で精練と呼ばれる繊維の表面を覆っているタンパク質(セリシン)を取り除く作業(先練り)を行った糸を製織する御召しは、生地の目が詰まることでシャキッとしたコシのある風合いに織上がり、御召緯の効果で現れるシボ立ちゆえにサラリとした手触りに仕上がりますので裾さばきが良く単衣仕立てにもおススメです。そしてシワの回復力が良く丈夫であることも御召しの魅力であり、伝統の織物「西陣本しぼ御召し」として本物を知る着物愛好家が必ず1着はワードローブに加えると言っていいほどに絶大なる人気を誇ります。
一般的に撚りが多くかけられている駒糸で、1m/1300回転程度ですので3000回転もの撚りを掛けることは非常に繊細さを必要とし、八丁撚糸機を用いて糸に負担を掛けないように水を掛けて湿らせながらゆっくりと回転をかけていかなければならず、高度な技術と手間暇がかかります。
現在は上記工法で製造される正式な御召しだけでなく、先練り・先染めの織物が広義において「御召し」と呼ばれ流通している商品が圧倒的に多いと言えます。故に、御召しと呼ばれる商品でも価格に大きな開きがあるのです。
※本品は正真正銘の御召しです。
表面に現れる独特の凹凸が本しぼ御召しの証です。上質な絹糸をいたわりながら丁寧に撚りを掛けていく八丁撚糸だけが持つ極上の風合いをお楽しみください。
単衣仕立てにおススメ
緯糸に織り込まれた御召緯が撚りを戻そうとする力が働き表面に凹凸が生まれています。サラリとした肌触りでしなやか且つ張りとコシのある風合いですので裏地を付けない単衣仕立てにもおススメです。また裏表が無い先染め縞御召しですので裾や袖口から裏が見えても野暮ったさを感じずお洒落です。
温暖化や空調といった生活環境の変化により単衣シーズンが長くなり、場合によっては真冬でも単衣で十分なほどですので、真夏を除きお住いの気候やシーンに合わせて単衣でお召し頂いても差し支えありません。単衣は6月と9月という既成概念は忘れて自由にお楽しみいただくのが今風の着こなしです。
※もちろん袷仕立てもOKです。
京都 西陣
今から遥か昔、5、6世紀の頃。大陸からの帰化人である秦氏が太秦に養蚕と絹織を伝えたことで始まりました。平安時代に入ると朝廷は、絹織物の職人を集め織部司(おりべのつかさ)という役所のもとで組織し綾や錦といった高級織物を生産させていました。時を経て、室町時代 応仁の乱(1467年〜1477年)の影響で各地に離散していた織物職人達が西軍の陣地が置かれた辺りに集まり織物を再開し、織物の町として栄えました。西軍の陣地跡からその地域を西陣と呼び「西陣織」の名が付いて以降500年以上に渡り織物の名産地としてその名を轟かせ、現在においても日本最大の産地として着物業界において無くてはならない存在になっています。
縞模様の歴史
現代ファッションにとどまらず生活全般において当たり前のように存在する縞模様、生活に根付くこのストライプに何故我々は愛着を持つのでしょうか。
縞の歴史は古く、飛鳥時代高松塚古墳の壁画に縞柄の衣服を身につけている女性が描かれているのが発見されています。また奈良正倉院の宝物にも縞柄のものが見受けられます。
しかし、その後の文献では縞柄の衣服を身につける習慣はあまり無かったようです。安土桃山時代から江戸時代初期、ヨーロッパの国々がアジアやアメリカなど他の大陸に進出していった大航海時代と呼ばれた頃、ポルトガルやスペインから多様な縞模様の織物が東南アジアを経て日本に伝来してきました。島々から渡ってきたことから「嶋」という当て字から「しま」と呼ばれるようになったようです。また同じ頃、中国から渡ってきた絹縞の織物を「間道(かんどう)」と呼び、美しい色彩で織り上げられた織物は洗練された趣を漂わせ、茶人や文化的な人々から注目され広まって行きました。
文化文政時代(1800年代初め)の頃には単純明快な縦縞が、端正な品格と粋な渋みを持つものとして大流行し「縞」の字が当てられたと言われています。その時代に徳川11代 家斉公が納戸色に細い格子柄の織物を好んでお召しになったことから先染めの織物を「御召し」と呼ぶようになったと伝えられています。
そして、現代においても平行線の単純なデザインながらも多様なバリエーションで変化が楽しめる縞柄は、江戸時代から脈々と人々のお洒落心の中に根付き、無くてはならない身近な存在になっているのです。
縞の歴史は古く、飛鳥時代高松塚古墳の壁画に縞柄の衣服を身につけている女性が描かれているのが発見されています。また奈良正倉院の宝物にも縞柄のものが見受けられます。
しかし、その後の文献では縞柄の衣服を身につける習慣はあまり無かったようです。安土桃山時代から江戸時代初期、ヨーロッパの国々がアジアやアメリカなど他の大陸に進出していった大航海時代と呼ばれた頃、ポルトガルやスペインから多様な縞模様の織物が東南アジアを経て日本に伝来してきました。島々から渡ってきたことから「嶋」という当て字から「しま」と呼ばれるようになったようです。また同じ頃、中国から渡ってきた絹縞の織物を「間道(かんどう)」と呼び、美しい色彩で織り上げられた織物は洗練された趣を漂わせ、茶人や文化的な人々から注目され広まって行きました。
文化文政時代(1800年代初め)の頃には単純明快な縦縞が、端正な品格と粋な渋みを持つものとして大流行し「縞」の字が当てられたと言われています。その時代に徳川11代 家斉公が納戸色に細い格子柄の織物を好んでお召しになったことから先染めの織物を「御召し」と呼ぶようになったと伝えられています。
そして、現代においても平行線の単純なデザインながらも多様なバリエーションで変化が楽しめる縞柄は、江戸時代から脈々と人々のお洒落心の中に根付き、無くてはならない身近な存在になっているのです。
御召しの着用シーン
御召しは先染めの着物の為、あくまでも普段着扱いになりますので冠婚葬祭など正式な場所は控えた方が無難です。日常の外出着やお稽古、観劇、お食事会といったシーンに最適です。また、さほど形式に捉われないパーティなど 少し改まった席にはフォーマル帯と小物をコーディネートしてドレスアップした装をすれば十分お召しいただけます。
御召しは色柄次第でカジュアル主体であったりセミフォーマル用途にも使えたりします。一般的に縞御召しはオールマイティにお召し頂ける位置付けになります。
※男性は御召しに五つ紋を入れて略礼装としてお使い頂けるので混同しないようご注意下さい。
御召しは先染めの着物の為、あくまでも普段着扱いになりますので冠婚葬祭など正式な場所は控えた方が無難です。日常の外出着やお稽古、観劇、お食事会といったシーンに最適です。また、さほど形式に捉われないパーティなど 少し改まった席にはフォーマル帯と小物をコーディネートしてドレスアップした装をすれば十分お召しいただけます。
御召しは色柄次第でカジュアル主体であったりセミフォーマル用途にも使えたりします。一般的に縞御召しはオールマイティにお召し頂ける位置付けになります。
※男性は御召しに五つ紋を入れて略礼装としてお使い頂けるので混同しないようご注意下さい。
本物を知る着物愛好家や愛してやまない上質な高級織物「西陣織 本しぼ縞御召し」。抜群の着心地の良さと美しい着姿を演出します。凛とした表情をかもし出す縞柄は主張し過ぎないさり気ないお洒落さを漂わせ、普段のお出掛けから観劇にお食事会、そしてパーティーなど少しあらたまったシーンまで、帯や小物のコーディネートを変えて様々な着こなしをお楽しみください。裾さばきが良い御召しですので単衣仕立てにもおススメです。
世界に誇る織の名産地 西陣織の名門織元 島田機業店が生み出す正真正銘の本しぼ御召しを業者協賛SALEとして特別価格でご提供させていただきます。期間限定販売となりますのでお見逃しなきようご覧ください。
スポットガーデン 筑摩和之
※写真と実物ではモニター環境などによって若干色が違って見えることがございます。
※価格にはお仕立て代は含まれておりません。(お仕立てはオプションよりご注文下さい)
※ご購入手続き完了後、すぐに注文確認メールが届きます。(自動配信メール)
その後、通常24時間以内に店舗(店主 筑摩)よりお仕立て内容についてのメールを送りますので今しばらくお待ちください。
●本品は織上がり後の仕上げ済みですのでお仕立て前の地入れは必要ありません。
●製造元で撥水加工済みの為、追加でのガード加工は特に必要ありません。
お仕立てに関して詳しくはこちらをご覧ください。
↓↓↓
こちら>>
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★袷せ仕立てをご希望の際、八掛地の色をお任せでご依頼される場合は「八掛色NO」記入欄に『○○色系おまかせ』などとご記入下さい。こちらで色を選定後、メールにて最終確認させて頂きます。
※色はご注文完了後にゆっくりお考えいただいても構いません。(八掛NO記入欄に「注文後決定」と記入して下さい。)
【八掛地は下の画像をクリックしてお選びください】
※縮緬向きのパレスタイプ(ぼかし・無地タイプ)からお選び下さい。