博多織 紗献上 夏の必須アイテム
凛とした装いを演出
両捩りのハイランク品 黒木織物謹製
抜群の締め心地の良さをご堪能ください
博多織・・生誕約780年の歴史
「帯は博多」「博多の粋」と呼ぶにふさわしい締め心地の良さと粋な博多献上柄がスキっとしたお洒落な装いを演出します。単衣から盛夏にお締め頂く紗織は、夏の正絹着物や木綿・麻の着物から浴衣まで幅広くお使いいただける夏の定番帯です。着物ビギナーさんからヘビーユーザーの方まで1本とは言わず色柄違いで複数本持っていても必ず重宝していただけます。初夏から盛夏の帯に迷えば博多紗献上が間違い有りません。
【産地】福岡県
【品質】絹100%
【製造元】黒木織物
【長さ】約5m
【着用時期】6月頃~9月初頃(単衣・夏)
※気候によっては5月中旬頃から単衣の着物をお召しになる場合にもお使いいただけます。
博多織と聞いて一番に思い描くのがこの「博多献上柄」ではないでしょうか。江戸時代 徳川幕府に献上していた事からその名が付きました。「独鈷(どっこ)と華皿(はなざら)」の模様を縞状に配したデザインは 着物好きさんなら一目で「博多織」だと分かります。
この「博多献上柄」を模したものも見かけますが手に取ってみると全く違う織物であることがすぐに分かるほど本場筑前博多織のしっかりとした風合いは別格です。
江戸時代の武士は博多織の帯を締めていました。脇に刺した「命よりも大切な刀が抜け落ちないよう」良く締まる博多織が一番だったからなのです。
両捩り(りょうもじり)のハイランク商品
◯紗織(しゃおり)とは経糸を捩って生地に隙間を開ける織技法を指し、夏の着物や帯に用いられますが、その紗織には片捩りと両捩りとがあります。隙間を開ける為の経糸を片側(一本)の糸だけで捩ったものを片捩りと呼び、二本の経糸で両サイドから緯糸を挟み込むように捩ったものを両捩りと言います。
両捩りの方が経糸の本数が多く また高度な製織の技術を必要とし、しっかりとした地風になるとともに シャリっとした手触りと隙間の開きが良いことで涼感も優れています。
一般的に安価で販売されているものは片捩りの商品です。見た目では殆ど区別はつきませんが、締め比べてみるとその違いを実感していただけると思います。
献上柄の謂れ
江戸時代に筑前藩の黒田長政が幕府へ博多織を献上品としたことが始まりです。
独鈷(どっこ)とは密教において煩悩を打ち砕く法具のことで華皿(はなざら)は法要で散布する花を入れる器のことです。
その二つの仏具の形を表現したのが博多献上の柄です。
独鈷と華皿の柄の間に配された縞模様は【親子縞※太縞の間に細縞】と【孝行縞※細縞の間に太縞】と呼ばれています。太い縞を親・細い縞を子に例え、子供が幼い間は両親が子を守り、親が年老いて一人になった時には子が親を守るという意味が込められているそうです。見過ごしてしまう何気ない縞模様にも親子の絆と愛情が表現されているなんて素敵ですね。
本品は独鈷と華皿の縞が5本配されていますので「五献上」とも呼ばれます。※3本配されたものを「三献上」7本なら「七献上」と呼びます。
紬の着物から染小紋から麻の着物はもちろん、浴衣を着物風に着こなすアイテムとしても人気の博多織紗献上八寸名古屋帯。色違いでお持ちいただいても重宝していただけるに違いありません。
ネット通販を中心に小売店間で価格競争になっている博多献上帯は、織元さんにおいても極端に利幅が小さく生産本数を減らしておられます。
抜群のコストパフォーマンスでもありますのでお気に入りのお色が見つかれば是非ワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。初めての夏帯にもおススメです。
スポットガーデン 筑摩和之
※モニターや画像処理の関係上、若干色目が異なって見える場合がございますので予めご理解ください。
※価格にお仕立て代は含まれておりません。
※お仕立てをご依頼の場合には、オプションからそれぞれの項目をお選びください。
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【お仕立てについて】
【八寸名古屋帯】
1「松葉仕立て」
1,620円
手先から約38cm(1尺)半分に折ってかがります。
※最も一般的なお仕立て方法です。
※手先が半分になっているので締めやすくなっています。
2「平仕立て」(開き仕立て)
1,620円
手先を半分に折らずに全て平らのまま仕立てます。
※胴巻部分の帯巾を調節したい方におすすめです。
【ガード加工】・雨の日やお食事時にも安心です
3,240円
※国内ミシン仕立てです。
※手縫いをご希望の場合は別途3,240円かかります。(オプションより選択)
※お仕立て期間 約20日